ライブ配信アプリPocochaのライバー兼ブロガーの、さらひなです!
私は発達障害があり、掃除や片付けがとにかく苦手でした。
掃除ができないことが理由で離婚を経験したことをきっかけにどうすれば苦手を克服できるのか試行錯誤し、スマホ一つでできる方法ある方法が効果抜群だったのでご紹介します。
片付けられない理由
- 先延ばしにしがちで掃除が始まらない
- 掃除が始まっても途中で別なことに熱中して中断しがち
- 空間を認識することが苦手でスペースを有効活用できない
- 優先順位がつけられず、不要なものを捨てられない
- 一瞬片付いても、またすぐ汚部屋へ逆戻り
発達障害の特性から、掃除が始まらない、進まない、上手くできない、維持できない、そんな繰り返しで悩んでいる人は多いのでは?
特性を逆に利用して掃除をする方法として、ある方法を思いつき実践してみました。
名付けて「タイムラプス法」
《必要なもの》
- タイムラプス機能のついたスマートフォン・タブレット
- あれば三脚など撮影する端末を固定できるもの
- 三脚にスマートフォンを固定し、片付けたいエリアが映るように設置し撮影開始
- 飲み終わったペットボトルなど、確実に不要なものから処分
- 書類関係や郵便物など、目を通して処分の判断が必要なものを一箇所にまとめる
- 衣類は洗濯に出すか、もし判断できたら思い切って捨てる、後で畳むものをまとめておく
- テーブルの上、ベッドの上などにあるものは一旦床に移動させる
- 要らないと思ったものは直感で迷わず捨てながら、物をジャンル分け
- ジャンル分けが難しいものはダンボールなどで「その他ボックス」に分類
- ジャンルごとに定位置を考え、収納していく
- 集中が続いていれば、その他ボックスをさらに必要なものと必要ないけど捨てられないものに分類
- 書類関係を分類する
- 処分に迷っているものは、「写真に撮って残す」でもいいのか検討する
- 撮影終了ボタンを押して、タイプラプス動画を視聴する
1)三脚にスマートフォンを固定し、片付けたいエリアが映るように設置し撮影開始
注意散漫で他のことに注意が移りがちなので、片付けるエリアを決め撮影することで思いつきで映像に写らないエリアに手をつけることなく作業できます。撮影スタートのボタンを押すことで先延ばしも防止できます。
2)飲み終わったペットボトルなど、確実に不要なものから処分
何か一つでも捨てましょう!手を動かすことで脳にスイッチが入るので、考える必要のない明かなゴミから手をつけるのがおすすめです。
3)書類関係や郵便物など、目を通して処分の判断が必要なものを一箇所にまとめる
ここで分類に時間をかけてしまうと疲れて掃除が進まなかったりするので、まずはざっとまとめるだけにしましょう。
4)衣類は洗濯に出すか、もし判断できたら思い切って捨てる、後で畳むものをまとめておく
これは一回洗おう、これはもう着ない、これは畳んで収めよう、とざっくり分けてこの時点では畳まなくてOKです。
5)テーブルの上、ベッドの上などにあるものは一旦床に移動させる
モチベーションアップにもつながるので、何も考えず一旦床へ。
6)要らないと思ったものは直感で迷わず捨てながら、物をジャンル分け
手元にゴミ袋を用意し、どんどん捨てていきましょう。
7)ジャンル分けが難しいものはダンボールなどで「その他ボックス」に分類
その他ボックスを用意することで、分類が楽になります。
8)ジャンルごとに定位置を考え、収納していく
例えば、ハサミはここ、ガムテープはここ、ゴミ袋はここ、のような感じで定位置を決めることで次回探す時間を短縮でき、汚部屋へ逆戻りするのを防ぐ効果もあります。
9)集中が続いていれば、その他ボックスをさらに必要なものと必要ないけど捨てられないものに分類
集中が続いていればもう少し頑張りましょう!その他に分類するものは不用品の可能性が高い傾向にあります。もらったものだから捨てにくい・・・と思うものもこのその他ボックスに入れたのでは?
10)書類関係を分類する
クリアファイルがあれば活用し、ジャンル分けしていきます。迷ったものも「保留ファイル」へ
11)処分に迷っているものは、「写真に撮って残す」でもいいのか検討する
もし写真に撮って残すことで見返せるのであれば現物を捨ててもいいと思うものは、写真に撮って残しましょう。
12)撮影終了ボタンを押して、タイプラプス動画を視聴する
お疲れ様でした!タイムラプスの映像は再生すると早送りのようになっているので「テキパキ動いててみるみる綺麗になって気持ちがいい!」と達成感と自信につながります。
最後に・・・
ここまでできたら、最後に「雑巾掛け」をしてください。
クイックルワイパーも便利ですが、あえて雑巾を使ってください。
膝をつき、顔を近づけて掃除をすることで、今まで気づかなかった汚れに気づきます。
そこからは膝をつかなくてもちょっとした汚れに気付ける感覚を身につけられるんです。
目線を下げることで、意識を変えるのに「雑巾掛け」は最適な方法ではないかと思います。
今後も、発達障害の困りごとを乗り越えてきた工夫を発信していきますので、ブログ「ファーストペンギンノート」をよろしくお願いします!